過度な運動は心身に負担がかかる

過度な運動がストレス解消に向いていない理由

体を動かすことは決して悪いことではありません。適度な運動であればストレスを解消できる上に、体力や睡眠の質を向上させることも可能です。しかし、何事もやりすぎは禁物です。過度な運動によって、全てが逆効果になる恐れがあります。過度な運動の例を挙げると、持続的なランニングやサイクリング、水泳、ウエイトリフティングなどです。これらを継続すると、心身への負担が大きくなります。例えば、疲れやすい、脳が過度に冴えて眠れない、集中力が途切れてしまうなどです。

「激しい運動をしないとスッキリしない」という人もいますが、無意識のうちに心身へ相当な負担をかけています。心筋梗塞や脳卒中など突然死のリスクも高まるため、過度な運動は控えましょう。

ストレスを解消できる運動とは

適度な運動とは、ウォーキング、スクワット、ヨガ、ラジオ体操などが挙げられます。ストレスを解消できるのはもちろんのこと、特別な道具などを使わず手軽に行える点も魅力です。運動時間も長く行う必要がありません。1日20分程度運動するだけで、心も体もリフレッシュできるのです。ここで大切なのは「継続すること」です。月に数回程度では少なすぎます。毎日欠かさず運動することで、ストレスを溜め込まずこまめに解消できるのです。

しかし、事情があって運動時間を確保できないこともありますよね。その場合は、日常生活の中で積極的に体を動かしてみましょう。例えば、仕事の合間や寝る前に体を伸ばしたり、早歩きをするなどです。こうした些細な積み重ねも、ストレス解消に繋がります。